ソウルと東京の気候データを比較すると、年間を通じてソウルの月別気温と降水量のメリハリが際立っていることが分かります。冬のソウルは氷点下10度を下回る厳しい極寒期(厳冬期)を迎える一方、夏は30度を超える猛暑と集中的な豪雨に見舞われます。
特に春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)は、日中の最高気温が20度前後まで上がっても、朝晩の最低気温が一桁台まで急降下することが日常茶飯事です。この1日の中で生じる10〜15度前後の寒暖差こそが、旅行者が体調を崩す最大の要因となっています。
また、ソウルの雨具携帯の判断基準となる降水確率の読み方にも注意が必要です。ソウルの夏場(6月下旬〜8月)は「チャンマ(梅雨)」や湿舌に伴う局地的な集中豪雨が頻発し、降水確率が40〜50%と表示されていても短時間で道路が冠水するレベルの豪雨になることがあります。逆に春や秋は、降水確率が低くても冷たい前線の通過によって急な通り雨に見舞われることがあり、軽量な雨具の常時携帯が安心につながります。