窓口混雑の緩和策として導入された在留申請オンラインシステムだが、実務上のハードルは決して低くない。マイナポータルとの連携機能拡充により、個人の利便性は向上したものの、法人による一括申請や添付書類のデータ化作業では予期せぬエラーや不備が頻発している。
アップロードしたPDFデータの解像度不足による再提出命令や、入力コードの不一致によるシステム上の保留など、デジタルならではのトラブルが多発しているのが実情だ。「オンラインだから早い」という思い込みは危険である。電子申請であっても、提出書類の背後にある法的要件の審査は人間の審査官が行っていることを忘れてはならない。