レーザー照射や注入治療を掲げる美容皮膚科が身近になった。即効性を求める人々がクリニックへ殺到する一方で、いま再びエステティック業への回帰現象が起きている。メスや麻酔を使わない安全性、そして何より人の手による丁寧なハンドトリートメントがもたらす自律神経の調整効果が、多忙を極める現代人の心をつかんでいるのだ。
かつて美容アイコンとして旋風を巻き起こした田中みな実をはじめ、多くの著名人が発信する「日々の丁寧なケアとプロの手技の融合」に共鳴する人は多い。医療のような劇的な侵襲を伴わず、肌本来のコンディションを底上げしながら深いリラクゼーションを味わう。この贅沢な時間こそが、数値化できない価値として再評価されている。