ドラッグストアやSNSで根強い人気を誇るアイテムの中には、毛穴レス肌を目指す上でかえって障害となるものが少なくありません。代表例が、粘着シートを貼って角栓を一気に引き抜く毛穴パックです。
美容皮膚科医の間で毛穴パック逆効果の理由として指摘されているのは、角栓のみならず周辺の健常な角層細胞まで強力に引き剥がしてしまう物理的破壊力です。角層が無理に剥ぎ取られた皮膚は、急速なバリア修復を試みるあまり未熟な角質で覆われ、以前にも増して固く厚くなり、毛穴が恒久的に開いたまま固着する「毛穴のクレーター化」を招きます。
また、毛穴引き締め化粧水評判についても冷静な分析が必要です。「パッティングすると毛穴がキュッと引き締まる」と謳う製品の多くは、高濃度のアルコール(エタノール)やメントールを含有しています。これらは皮膚表面のタンパク質を一時的に凝固させ、冷却感によって毛穴が引き締まったかのような錯覚を与えますが、その作用は一時的なものにすぎません。アルコールが揮発する際に肌内部の水分を奪い去るため、インナードライを招いて余計に皮脂分泌を加速させるリスクがあることを認識しておく必要があります。