2019年(令和元年)5月1日、上皇さまの譲位に伴い、徳仁親王は第126代天皇に即位されました。国内外に即位を広く宣明された「即位礼正殿の儀」では、世界190以上の国や機関の代表が参列し、厳かな中にも新時代の幕開けを告げる華やかさが世界中で報じられました。
即位以降、令和の歩みは平坦なものばかりではありませんでした。即位直後に発生した世界的な感染症の流行、そして各地で頻発する自然災害。そうした困難な局面において、天皇陛下は雅子皇后とともに、オンラインを活用した全国各地との対話や、能登半島地震をはじめとする被災地への直接の訪問を重ねてこられました。
令和 天皇陛下 現在の公務において際立つのは、膝をついて被災者と同じ目線で言葉を交わされる真摯な姿勢です。上皇ご夫妻が築き上げられた「国民に寄り添う」伝統を受け継ぎながら、ご自身のライフワークである水害・防災対策の学術的見識を反映させた、令和ならではの新しい象徴天皇の姿を確立されています。