AKB48の水着演出廃止をめぐっては、ネット上でいくつかの誤解が根強く残っています。事実関係をもとにそれらを検証します。
誤解1:「炎上を恐れて自主規制しただけ」という見方
一部のネット論調では「フェミニズム的な批判やクレーマーに屈して水着をやめた」と語られることがあります。しかし、AKB48のクリエイティブを長年主導してきた秋元康氏やキングレコード陣の判断は、クレーム対応というより音楽的・視覚的マンネリの打破が主因でした。南国水着MVというフォーマット自体が2013年時点でやり尽くされており、クリエイター陣自身が新たな表現手法を求めていたことが、当時のインタビュー手記等からも読み取れます。
誤解2:「水着サプライズが打ち切られたのは不祥事のせい」という噂
選抜総選挙の開票結果を水着グラビアとともに伝える集英社のムック本『水着サプライズ』は、2018年版を最後に刊行されていません。これは何らかのトラブルではなく、2019年以降に「選抜総選挙イベントそのものが開催されなくなった」ことが直接の理由です。総選挙という連動企画の終了に伴い、自然と役目を終えたというのが出版業界の正確な事実です。