2015年秋、一般社団法人ミス・インターナショナル日本協議会が主催する日本代表選考会で、山形純菜は見事にグランプリの栄冠に輝いた。約70名のファイナリストの中から選ばれた瞬間、彼女の運命は大きく動き出す。翌年に開催された「ミス・インターナショナル2016」世界大会へ、日本代表として出場することが決定したのだ。
世界大会の舞台裏は、華やかな照明の光とは対照的に壮絶を極めた。世界数十カ国から集まった美の親善大使たち。体格差や語学力、表現力の違いに直面し、時には挫折感に苛まれることもあったという。しかし、彼女は逃げなかった。連日連夜に及ぶウォークやスピーチの特訓、食事管理、精神面のセルフケアに没頭。自らの個性を活かした魅せ方を研ぎ澄ませていった。グランプリ獲得は逃したものの、トップ15(ファイナリスト)入りを果たした功績は、日本の美と知性を世界へ知らしめる快挙となった。