彼を語る上で外せないのが、最後尾からの攻撃組み立て能力だ。ペナルティエリア外まで果敢に飛び出し、相手のプレスをいなすパスワークは、チームに圧倒的な数値的優位をもたらす。左右両足から放たれるグラウンダーの縦パスは、相手の中盤を容易に分断してみせる。
さらに特筆すべきは、カウンターの起点となるパントキックの飛距離と精度だ。前線のFWへダイレクトに届くロングフィードは、それ自体がチームの重要な得点パターンとなっている。守るだけでなく、攻めるゴールキーパーとしての評価が、欧州のサッカー関係者の間で日増しに高まっている。