店舗側のレジに設置されているPOS端末の多くは、標準的なプラスチックカードの滑りやすさやしなりを前提に設計されている。老朽化した吸い込み式の端末や、ローラーの圧力が弱まった差し込み口に金属カードを入れると、引っかかりが生じたりセンサーが正しく識別できなかったりする。
キャッシュレス決済が加速度的に普及した結果、多種多様な端末が店頭に乱立している。最新のマルチ決済端末であれば問題なく通過しても、地方の個人商店や旧型の自動券売機では読み取りエラーを連発する。店舗スタッフが「機械の故障」と誤認して利用を断るケースも後を絶たない。