女子スーパーアトム級のタイトルマッチは、誰もが息を飲むような「秒殺」で決着がついた。ゴングと同時に中央へ飛び出した挑戦者に対し、王者は冷静に距離を測定。ファーストコンタクトの打撃戦から吸い込まれるように首を抱え込み、鮮やかな首投げでテイクダウンを奪ってみせた。
そこからの動きは淀みがなかった。相手がエスケープを図ろうと身をよじる瞬間を見逃さず、電光石火の腕ひしぎ十字固めをキャッチ。完全に伸びきった腕を見て、レフェリーが即座に試合を止めた。タイムはわずか1ラウンド58秒。盤石の強さを見せつけた女王は、試合後のマイクで「私に勝てる選手が日本にいるなら連れてきてほしい」と余裕の笑みを浮かべた。