実店舗を持つ大手家電量販店やゲームショップでも、抽選システムの独自進化が進んでいる。例えばゲオ(GEO)では、自社アプリでの過去一定期間における購入履歴や、店舗での本人確認書類提示がほぼ必須化された。また、購入時に「シュリンク(外装フィルム)の目の前での破棄」や「パックの箱回収」を徹底する店舗が主流となり、未開封BOXでの転売メリットを物理的に潰す試みが定着している。
ヨドバシカメラやヤマダデンキにおいても、ゴールドポイントカードの利用実績やクレジットカード機能付きカード限定の応募枠を設けるなど、「既存の上顧客」を優優する安全策が強められている。一見さんお断りの傾斜配分が進んだことで、日頃からどの系列店を利用しているかが当選率を左右する構造が鮮明になった。