毎朝のテレビ中継で現場の風や空気を伝える気象予報士の依田司氏は、こうした極端な気温変化の裏にある大気構造をこう分析する。「季節の境目に位置する前線の動きが停滞すると、わずか数十キロ離れただけで気温が5度以上違う事態が頻発します。画面上の数字だけでなく、風向きの変化に目を配ることが防寒・熱中症予防の第一歩です」。
プロの目線が指摘するように、寒暖差の正体は単なる季節の移り変わりではなく、移動性高気圧と低気圧が交互に通過する「気圧の乱高下」に起因する。現場からの臨場感あふれるリポートは、私たちが日々の生活防衛策を講じる上で欠かせないヒントを与えてくれる。