地元のベテラン釣り師や遠征組の口コミを分析すると、江樋戸港で安定した釣果を出すためには「潮回り」と「ナイトゲームの位置取り」が勝敗を分ける決定的な要素となっています。
有明海は日本一の干満差(最大約5メートル)を誇り、江樋戸港周辺の潮流は川のように激しく流れます。そのため、大潮の満潮・干潮前後2時間の潮止まり付近や、中潮の緩やかに動く時間帯を潮見表(タイドグラフ)で事前に割り出して釣行することが鉄則です。激流時には軽い仕掛けが流されて底が取れなくなるため、エギのシンカー調整や重めのジグヘッドが欠かせません。
また、日没後は港内の常夜灯周辺が絶好の夜釣りポイントへと変貌します。灯りに集まるプランクトンを目当てにアジの群れが入り、それを狙ってタチウオやアオリイカが外灯の明暗境界線に潜みます。「週末の夕マズメ以降は常夜灯の明暗部が一等席となり、場所取りのプレッシャーが高まる」という現場の声が多く、夜釣りの際は日没前のエントリーが有利です。