キリムとは?絨毯・ギャッベとの違いや文様の意味と選び方を徹底解説

キリムとは?絨毯・ギャッベとの違いや文様の意味と選び方を徹底解説

キリムとは?絨毯・ギャッベとの違いや文様の意味と選び方を徹底解説の真相について、専門知識を詳しくお届けします。

インテリアショップでラグを探す際、最も混同されやすいのが「キリム」「一般的な絨毯(オリエンタルラグ)」「ギャッベ」の3者です。これらはすべて羊毛(ウール)を主原料とすることが多いものの、織りの構造・厚み・使用感において明確な違いが存在します。

比較項目キリム(平織り)ギャッベ(毛足の長い厚手織)一般的な絨毯(パイル織)構造と織り方平織り(パイルなし・スリット織り)結び織り(粗めの手結びパイル)高密度なパイル織り(手織り・機械織り)厚み・重量約2〜4mm(非常に軽量・薄手)約15〜25mm(極厚で重厚)約8〜15mm(中厚〜重厚)肌触り・季節感さらりとドライ、通年(春夏も快適)ふかふか・高クッション性、秋冬向き滑らか・重厚感、通年主な産地トルコ、イラン(ペルシャ)、コーカサスイラン南部(カシュガイ族など)イラン、トルコ、アフガニスタン、欧州リバーシブル性両面使用可能(糸端処理による)不可(表面のみ)不可(裏面に基布・結び目)

一般的なペルシャ絨毯やオリエンタルラグが「縦糸に毛足を一結びずつ結びつけてカットするパイル織り」であるのに対し、キリムは「経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に組み合わせて面を作る平織り」です。そのため、毛足の間にゴミやホコリが入り込みにくく、日本の高温多湿な夏場でもベタつかず快適に過ごせるという際立ったメリットがあります。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。