定期テストや高校入試の記述問題において、配点の高い定番問題として必ずと言っていいほど出題されるのが「実験器具の操作に関する理由付け」です。減点を防ぐためには、指定されたキーワードを過不足なく盛り込む必要があります。
1. 加熱をやめる前にガラス管を水から抜く理由
ガスバーナーの火を消す前に、水槽(石灰水)の中からガラス管の先を必ず外に出さなければなりません。この理由は、「火を消すと試験管内の空気が冷えて気圧が下がり、水(石灰水)が逆流して加熱された試験管が急冷され破損するのを防ぐため」です。答案には「逆流」と「試験管の破損(割れる)を防ぐ」という2つのキーワードが必須です。
2. 試験管の口を底より少し下げる理由
炭酸水素ナトリウムを入れた試験管を取り付ける際、口の方を底よりもわずかに低く傾けます。この理由は、「発生した液体(水)が加熱部分に流れて急冷され、試験管が破損するのを防ぐため」です。こちらも「発生した水が加熱部に流れ込む」「試験管の破損防止」の因果関係を明確に論述することが満点奪取の条件となります。