『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の最大の魅力は、未熟なフライトドクター候補生(フェロー)たちが数々の挫折や試練を乗り越え、やがて後輩を指導する立場へと成長していく10年以上のグラデーションにあります。歴代シリーズにおける登場人物の立ち位置と関係性の変遷を整理します。
【シーズン1〜シーズン2:成長と葛藤のフェロー期】
翔陽大学附属北部病院救命救急センターに配属された藍沢耕作、白石恵、緋山美帆子、藤川一男の4人。技術至上主義で他人に心を閉ざす藍沢、医師としての使命感と自身の優柔不断さに悩む白石、負けん気が強く感情移入しやすい緋山、スキルが追いつかず劣等感に苛まれる藤川。そこへ最年少で実力派のフライトナース・冴島はるかが加わります。指導医の黒田脩二、三井環奈(りょう)、森本忠士(勝村政信)ら厳しい先輩医師のもと、激突と協力を繰り返しながら「チーム」としての信頼を構築していきました。
【シーズン3〜劇場版:指導医への昇格と次世代への継承】
月日は流れ、藍沢は脳外科で名声を高め、白石は救命救急センターのフライトドクター兼リーダーとしてセンターを牽引。緋山は産婦人科を経て救命へ復帰し、藤川は整形外科専門のフライトドクターとして頼もしい存在へと進化を遂げました。藤川と冴島は愛を育み結婚。そこへ新たなフライトドクター候補生として名取颯馬(有岡大貴)、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)、新人フライトナースの雪村双葉(馬場ふみか)が配属され、かつて自分たちが教わった命の重みを次世代へと伝える相関図へとシフトしました。