大分センチュリーホテル閉館の真相と跡地再開発の現在【2026最新】

大分センチュリーホテル閉館の真相と跡地再開発の現在【2026最新】

大分センチュリーホテル閉館の真相と跡地再開発の現在【2026最新】にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

大分センチュリーホテルは、大分県庁をはじめとする官公庁街と中心商店街の結節点である大分市府内町に位置し、ビジネスと観光の両面で高い稼働を誇ってきました。空港アクセスバスの発着所や大分駅に近接する利便性は、県内外のビジネス客にとって唯一無二の強みでした。

しかし、2010年代半ばから同ホテルの経営環境は徐々に厳しさを増していきました。最大の要因は大分駅周辺の再開発に伴う競合ホテルの台頭です。JR大分駅ビル「JRおおいたシティ」の開業とともに進出した「JR九州ホテル ブラッサム大分」をはじめ、天然温泉を備えた最新鋭の宿泊特化型ホテルや大手全国チェーンが続々と進出。築年数を重ねた大分センチュリーホテルの客室設備との陳腐化ギャップが浮き彫りになり始めました。

さらに決定打となったのが、新型コロナウイルス感染症拡大による宿泊・宴会需要の急減です。同ホテルは宿泊だけでなく、地元企業の会合や結婚式、各種パーティーなど大型宴会部門が収益の大きな柱となっていました。度重なる行動制限と宴会需要の蒸発は、老朽化した建物の維持改修コストと重なり、運営会社の経営判断に決定的な影響を及ぼすこととなりました。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。