標高1000メートルを超えるロケーションは、ボールの飛距離性能を別次元へと引き上げる。平地と比べて気圧が低いため、普段より確実に1番手から1.5番手は飛ぶ。だが、そこで油断すれば深い原生林の餌食になる。
特にプレイヤーを唸らせるのが、富士を真正面に望む名物パー4だ。打ち下ろしの視覚的プレッシャーに加え、谷から吹き上げる予測不能な突風が球筋を容赦なく狂わせる。視界いっぱいに広がる白銀の霊峰に見惚れている暇はない。番手選びを一段下げ、低弾道のコントロールショットでフェアウェイセンターを捉える勇気が求められる。