日本人の野球ファンにとって忘れられないのが、シアトル・マリナーズという共通のフランチャイズを通じたイチロー(鈴木一朗)氏との深い関係性です。
ランディ・ジョンソン氏は1989年から1998年途中までマリナーズのエースとして君臨し、1995年の球団創設初となる地区優勝の原動力となりました。イチロー氏がマリナーズに入団したのはジョンソン氏が移籍した後の2001年でしたが、二人はオールスターゲームでの対決や、2005〜2006年のニューヨーク・ヤンキース時代に交錯するなど、互いに最高峰のプロフェッショナルとして深く敬意を払い合っていました。
2001年のMLBオールスターゲームで、ナ・リーグ先発のジョンソン氏とア・リーグ1番打者のイチロー氏が対峙したシーンは球史に残る名勝負です。イチロー氏がジョンソン氏の快速球を内野安打にした瞬間、マウンド上で苦笑いを浮かべたジョンソン氏の表情は、日本でも大きな話題となりました。後年のインタビューでも、ジョンソン氏はイチロー氏の打撃技術と準備力を「完璧主義者の極み」と称賛し続けています。