「せっかく綺麗に作ったのに、持ち帰る途中で花が茶色くシナシナになってしまった」というトラブルは非常に多いものです。植物生理学的な観点から、野草の鮮度を維持するアプローチを取り入れましょう。
野に咲くシロツメクサは、根から切り離された瞬間から急速に水分蒸散を始めます。編んでいる最中も手の体温が伝わることで乾燥が早まるため、作業を始める前に摘んだ花を「冷たい水に10分ほど浸しておく(水揚げ)」だけで、茎の弾力と花のシャキッと感が劇的に向上します。
完成した花冠を翌日以降も楽しみたい場合、そのまま放置するのは厳禁です。軽く霧吹きで全体に水分を含ませた後、水で濡らして固く絞ったキッチンペーパーで冠全体を優しく包み、ジッパー付き保存袋に入れて密封します。それを冷蔵庫の「野菜室」で保管すれば、みずみずしい状態を24時間から最長48時間程度キープすることが可能です。