こうした意識の変化に応えるように、コスメ・美容業界のプロダクト開発も目覚ましい進化を遂げている。かつて市場を牽引してきたメンズビューティーの枠組みは、より柔軟なジェンダーニュートラルコスメという新たなカテゴリーへ移行しつつある。
日本を代表する資生堂は、性別を問わないスキンケア&メイクアップラインの拡充に注力し、性別の先入観を持たせないパッケージデザインや色設計を推し進める。また、韓国発のグローバルブランドであるLakaは、誕生当初から「性別を選ばない美」を掲げ、ニュートラルなカラーパレットで幅広い層から熱烈な支持を獲得した。今やジェンダーレスメイクは、世界的なスタンダードとして市場を牽引している。