光と影が交錯する中で、経済的な動きも無視できない。ゲート周辺には、米軍関係者をターゲットにした飲食店やアパートメント、カーリース事業などが密密に立ち並ぶ。2026年に入り、円安傾向の定着や米軍予算の組み替えを背景に、周辺商業エリアでは空き店舗を改装した新しい店舗の進出が目立つ。
「基地があるからこそ成り立っているビジネスがあるのは事実だ」。周辺で飲食店を営むオーナーはそう口にする。基地がもたらす雇用と消費の恩恵、そしてその代償としての生活環境の圧迫。この二律背反が、ゲート前の街並みにはっきりと刻み込まれている。