紙面からスクリーンへと飛び火した興奮は、今なお冷めやらない。集英社が生み出した不朽のバレーボール叙事詩において、異彩を放ち続けるリベロ・西谷夕。劇場版『ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』で見せた息を呑むようなファインセーブの数々は、観客席の呼吸を止めた。
背中を預けられる安心感。チームが絶体絶命の窮地に陥った瞬間、ボールを床に落とさないという執念だけで宙を舞う姿は、世代を超えて人々の魂を震わせる。フィクションでありながら、現実のアスリートすら圧倒する気迫。彼が放つ圧倒的な存在感は、作品の枠を完全に飛び越えている。