試合の行方を左右する最大の要素は、両チームが誇るエースストライカーの存在だ。中国の絶対的エースである武磊は、一瞬の隙を見逃さない裏への抜け出しと、欧州での経験に裏打ちされた冷静なフィニッシュが武器だ。彼が最前線でDFラインを引き伸ばすことで、チーム全体の攻撃に厚みが生まれる。
一方、ベトナムの攻撃を牽引するのがグエン・ティエン・リンだ。前韓国代表監督のパク・ハンソ体制下で覚醒したこのストライカーは、圧倒的な勝負強さとボックス内でのポジショニングセンスを誇る。大一番になればなるほど研ぎ澄まされる彼の得点感覚は、中国守備陣にとって最大の脅威であり続けている。