モバイル事業の赤字に隠れがちだが、本業である電子商取引(Eコマース)領域の「楽天市場」やトラベル事業は依然として強固なキャッシュ牛だ。国内ECの流通総額は堅調な伸びを維持しており、物価高の中でも消費者のポイント還元志向が追い風となっている。
さらにグループの成長を力強く牽引しているのが金融サービス群だ。クレジットカード、銀行、保険、決済アプリにまたがる集客力は日本屈指と言っていい。エコシステム(経済圏)内でのポイント循環がユーザーの離脱を防ぎ、他社には容易に真似できない参入障壁を強固に築き上げている。