メモリ市場の地殻変動は止まらない。DRAM分野でのHBM(高帯域幅メモリ)バブルに続き、現在はNANDフラッシュ分野にも「AI特需」の第2波が押し寄せている。従来のHDDを置き換える形で、超高密度QLC(4ビット/セル)技術を採用したペタバイト級のデータセンター向けSSDが飛ぶように売れているのだ。
四日市工場と北上工場の稼働率はフル操業状態が続いており、供給不足感が強まっている。この強力な事業環境こそが、自社株買いを裏付ける最大の根拠だ。一時的な株価対策ではなく、事業から生み出される本業の稼ぐ力が根底にあるからこそ、市場も今回の発表を好意的に受け止めている。