長年主戦場としてきたJLPGAツアーにおいて、彼女が下した「第一線からの休養」という決断は、多くのゴルフファンに感慨を与えた。20代前半から日本女子プロゴルフ界の顔として走り続け、通算17勝以上を積み上げてきたレジェンドが、自らの意思で歩調を緩める時が訪れたのだ。
この大きな決断の背景には、間違いなく夫婦で話し合って決めた「これからの人生設計」がある。年間30試合以上を毎週転戦する過酷な生活から離れ、家族としての時間を大切にしながら、将来的なライフイベントや第二の人生に向き合う。引退ではなく休養という形を選んだのも、夫という揺るぎない味方がいるからこそ、焦らずに自らのペースで未来を描けるようになった証左である。