Q1:膝の手術後、リハビリはいつまで続ける必要がありますか?
A1:一般的に日常生活動作の獲得には3〜6ヶ月、スポーツ復帰や重労働への復帰には8〜12ヶ月程度のリハビリが必要です。ただし、関節拘縮を防ぐための可動域訓練は、術後2〜3ヶ月までが最も効果が出やすいゴールデンタイムとされています。
Q2:手術から半年経っても正座ができません。もう曲がるようにはなりませんか?
A2:人工膝関節置換術の場合、構造上120〜130度前後の屈曲が限界となる機種が多く、完全な正座(約150〜160度の屈曲が必要)は難しいケースが一般的です。一方、靭帯や半月板の手術後で半年経過している場合でも、関節鏡下癒着剥離術などの専門的治療によって可動域が改善する余地は十分に残されています。
Q3:リハビリを頑張ると膝が熱を持って腫れてきます。どう対処すべきですか?
A3:リハビリ負荷が組織の許容量を超えているサインです。直ちに運動強度を落とし、患部を保冷剤や氷嚢で15〜20分アイシングしてください。腫れと熱感が引くまでは無理な屈曲を避け、足指の運動や軽めのパテラ・モビライゼーションにとどめ、担当医に状況を報告してください。