「風の書き順を書いてみてください」と問われた際、多くの大人が無意識に内部をすべて書き終えてから外側を囲む、あるいは中のパーツを一般的な「虫(むし)」と同じ順番で書いてしまうという誤りを犯します。
調査や指導現場のデータによると、成人の約4割が「風」の筆順に関して何らかの思い込みを持っているとされています。最大の勘違いポイントは、外枠の2画目(横折れ曲がりハネ)を書いた後、「3画目として中の左払いを書く」という工程です。
内部の構造を「虫」だと思い込んでいると、縦棒から書き始めてしまったり、左払いを最後に付け足してしまったりします。正しい筆順の基本原則である「外側を先に作り、内部を収める」という流れを正確に理解することが、悪癖をリセットする第一歩となります。