一方で、群馬県が誇る豊富な観光地――草津温泉や伊香保温泉、みなかみエリア、赤城山周辺の天気は、平野部とは全く異なる表情を見せる。標高が高い山間部では、気温が平野部より5度から10度ほど低く、夏場は避暑地として賑わう。
しかし、山沿いの天気は変化のスピードが極めて速い。ハイキングや登山、キャンプなどのアウトドアを楽しんでいる最中、わずか15分で視界が霧に包まれ、激しい雨と雷に見舞われるケースが相次いでいる。山の天気の怖さは「予測の難しさ」にある。
草津や水上の観光協会も、来訪者に対して事前のアウター準備や気象レーダーのリアルタイム確認を強く推奨している。せっかくの温泉旅行やアクティビティを安全に楽しむためには、現地のピンポイント天気を細かくチェックする習慣が不可欠だ。