稽古場の張り詰めた空気の中、汗をぬぐいながら鋭い眼差しでモニターを見つめる姿があった。事務所独立から時間を重ねた今、彼の日常は演者としての鍛錬と経営者としての決断の連続だ。舞台の出番を終えた直後でも、すぐさまプロデュース公演の進行状況やスタッフとの打ち合わせに没頭する。未公開の稽古場密着で見えたのは、極限まで妥協を排したプロ意識の塊だった。
「自分が先陣を切ることで、後輩たちがより自由に羽ばたける環境を作りたい」。関係者が明かした彼の言葉通り、水面下では2026年後半に向けた超大型の新規プロジェクトが動き出している。伝統的な劇団の枠組みを超えた全く新しい体感型演劇作品の制作や、若手の育成を兼ねた長期公演企画など、ファンを歓喜させる重大発表が控えているという。舞台裏で見せる真剣な眼差しと、ふとした瞬間にこぼれる柔らかな笑顔。その両面こそが、彼が人を惹きつけてやまない理由なのだ。