嵐というグループがこれほどまでに長く、深く愛され続けた背景には、大野の独特なリーダー像がある。彼は前面に出てグループを引っ張るタイプではなく、影で暖かく見守る姿勢を貫いた。櫻井翔をはじめ、相葉雅紀、二宮和也、松本潤という強烈な個性を持つメンバーたちが自由に躍動できたのは、大野という圧倒的な「重石」兼「包容力」が存在したからに他ならない。
櫻井翔はバラエティやラジオなど様々な場面で、大野の実力と人柄に対する深い敬意を口にしてきた。「大野が歌とダンスで一番後ろにどっしり構えていてくれるから、自分たちは安心して暴れられる」——そう語られた言葉に嘘はない。言葉で引っ張るのではなく、自らの圧倒的な背中と寛容さでグループを包み込む。それこそが、嵐の絆をより強固なものにした真のリーダーシップだった。