辞書を開けば「継続する」「続く」と書いてある。だが、ネイティブスピーカーが体感しているニュアンスはもっと立体的だ。『オックスフォード英語大辞典』の記述を紐解くと、この動詞には途切れなく続く「継続」だけでなく、一度中断したものが再び動き出す「再開」という二つのベクトルが共存していることが分かる。
たとえば、講義を途中で中断した教授が「Let's continue.」と言う時、それは「中断したところから再開しよう」を意味する。『ケンブリッジ大学出版局』が発行するコーパス言語学の最新分析でも、「continue」が「resume(再開する)」の文脈で自然に使われるケースが頻出している。単に「止まらずに走り続ける」ことだけがこの言葉の領域ではないのだ。