リング上の激闘と並行して世に放たれたのが、出版界を震撼させたヌード写真集だった。竹書房からリリースされた写真集『RAW』、そして続く写真集『EGOIST』は、単なるアイドルの肌見せとは一線を画す圧倒的な存在感を放っていた。
日々の厳しいスパーリングで刻まれた筋肉のカット、無駄を削ぎ落としたプロポーション。照明の下で浮かび上がるのは、まさに戦う者の身体美だ。男社会の興行界で舐められまいと張り詰めた緊張感と、女性としての妖艶さが奇跡的なバランスで同居した作品群は、写真界やカルチャー誌からも異例の高評価を獲得した。