SNSや知恵袋などのコミュニティを定点観測すると、トマトによるアレルギー症状を自覚した人々の生々しい声が数多く記録されています。
「サラダのプチトマトを1粒食べただけで、5分後に唇がタラコのように腫れ上がり、喉の内側をタワシで擦られたような激痛と痒みに襲われた」「昔は大好物だったのに、スギ花粉症を発症した翌年の春から、生のトマトを食べると必ず耳の奥が痒くなる」といった投稿が毎年2月から6月にかけて急増します。多くの人が「まさかトマトでアレルギーが出るなんて夢にも思わなかった」と口を揃えます。
アレルギー専門外来の医師によると、患者が受診に至るきっかけの多くは、外食時のイタリアンや生野菜サラダです。特に完熟トマトや糖度の高い高濃度フルーツトマトは、アレルゲン濃度が高く、少量の摂取でも急激な口腔症状を誘発しやすい傾向が見られます。体調の優れない日や、飲酒・激しい運動と重なった際に症状が一段階重くなるケースが目立つ点も、実際の臨床現場で強く指摘される事実です。