滞在記ブログや口コミサイトで絶賛の嵐を巻き起こしているのが、温泉大浴場「四季の湯」と、メインダイニングで供されるフレンチディナーです。
大浴場の露天風呂に足を踏み入れると、湯船の水面と庭園の池、そして弥六沼の水面が視覚的にシームレスにつながるインフィニティ設計が施されています。泉質はナトリウム-塩化物泉で、湯冷めしにくく肌あたりの柔らかな自家源泉。早朝、立ち込める朝霧の中で磐梯山を仰ぎ見ながら浸かる時間は、多くの宿泊者が「生涯で忘れられない湯浴み体験」と評するハイライトです。
そして夕餐を彩るフレンチは、クラシックな正統派の技法をベースにしながら、会津地方の豊かなテロワールを現代的な感性で昇華させています。福島県産黒毛和牛の火入れの精密さ、近郊の契約農家から届く高原野菜のみずみずしさ、そして淡水魚や季節の山菜を巧みに取り入れた構成は秀逸の一言。ペアリングされる日本ワインや地元会津の銘酒との調和も見事で、料理目当てのリピーターが後を絶たない理由を雄弁に物語っています。