応援部に対して「名門校の応援団出身者や体育会エリートしか入れないのではないか」という先入観を持つ受験生や新入生は少なくありません。しかし、実際の入部条件は門戸が広く開かれており、経験不問・初心者歓迎が基本方針となっています。
リーダー部には高校時代に文化部や帰宅部だった学生も在籍しており、ゼロから発声法や型の指導を受けます。吹奏楽団やチアリーダーズも、高校までの経験者が一定数いるものの、大学から新たな楽器やチアダンスに挑戦してレギュラーとして活躍する部員が珍しくありません。
一方で、入部を検討するにあたって認識しておくべき「現実的なハードル」も存在します。
第一に、活動に要する時間的拘束と費用負担です。合宿費用、ユニフォームや楽器の維持費、遠征に伴う交通費などは自己負担が発生する場合があり、アルバイトができる時間も限られます。第二に、「誰かを応援することに徹する」という裏方としての覚悟です。自分が脚光を浴びるためではなく、選手の背中を押す黒子として泥臭い努力を続けられるかどうかが、途中で挫折しないための最大の分かれ道となります。