本作を攻略する上で、現代のスマートフォン向けソーシャルゲームに慣れ親しんだ世代が最も引っかかりやすい巨大な落とし穴が「リセマラ(リセットマラソン)」の仕様です。
「ガシャ直前セーブ」は完全な無駄骨|固定乱数テーブルの鉄則
多くのプレイヤーが「ガシャを回す直前にセーブし、お目当てのSランクが出なかったらタイトルに戻ってやり直せばいい」と考えがちです。しかし、『妖怪ウォッチ2』においてこの行為は完全に無意味です。レベルファイブの開発陣は、プレイヤーの安易なリセット行為を見越し、「セーブデータ新規作成時にガシャの排出順(乱数テーブル)をあらかじめ内部で固定する」という強固なゲームデザインを実装しています。
つまり、直前でどれほどリセットを繰り返しても、1回目に出る中身は「何時に回そうが、何度やり直そうが完全に同一」です。正しい妖怪ガシャリセマラのやり方を実践する場合、以下の手順を踏む必要があります。
- 新しい日記(セーブデータ)でゲームを最初から開始する。
- 第2章のこぶた銀行までストーリーを進める(タイムアタックで約30〜40分)。
- スペシャルコインのQRコードを読み取り、ガシャを回す。
- 目当ての妖怪が出なければ、データを完全に削除してオープニングからやり直す。
ただし、コインの種類を変える(例えば通常コインを1枚挟んでからスペシャルコインを回す)ことで、内部のテーブル進行を1歩進めることは可能です。この「テーブル消費」のテクニックこそが、当時の玄人プレイヤーたちが実践していた真のガシャ攻略でした。
日付変更ペナルティと「コイン増殖裏技」の危険な結末
ネットの掲示板や動画サイトで今なお語り継がれる妖怪ウォッチ2コイン増殖裏技の真相についても、警鐘を鳴らさなければなりません。3DS本体の日付や時間を変更してガシャ回数をリセットしようとしたり、セーブ中の電源切断(ブチ切り)でコインを増やそうとする行為は、極めてハイリスクです。
本作には強力なペナルティ機構が組み込まれており、本体時計の不正変更を検知すると「黒鬼」が出現して厳しく叱責されます。その結果、最低でも24時間から最大72時間にわたってガシャが一切引けなくなる「お仕置きモード」へ突入します。さらに、セーブ時の強制終了による増殖バグは、セーブデータのチェックサム破壊を引き起こし、数百時間プレイした大切なデータが一瞬で消滅(データ破損エラー)する事例が後を絶ちません。裏技の甘い言葉に惑わされず、正規のQRコードを正攻法で読み取ることこそが、唯一無二の安全策です。