ラウンドワン京都河原町店の閉店理由と跡地の現在|再開の真相を追う

ラウンドワン京都河原町店の閉店理由と跡地の現在|再開の真相を追う

ラウンドワン京都河原町店の閉店理由と跡地の現在|再開の真相を追うにまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

かつてボウリングピンの巨大オブジェがランドマークとして君臨していたラウンドワン京都河原町 跡地は、2026年現在、どのような姿になっているのでしょうか。現地の商業空間は、河原町通全体の再編ウェーブに飲み込まれる形で、ドラスティックな用途変更を遂げています。

大黒町・三条下るの現地周辺フロアは、ボウリング場のような超重量機械や吹き抜け構造を必要とする大空間から、インバウンド観光客および国内観光客をターゲットとした「高効率・物販中心」の商業フロアへと再構築が進みました。周辺ビル群を含め、京都中心部ではドラッグストアの大型路面店、カプセルトイ専門メガショップ、人気キャラクターの旗艦店、アパレルブランドや免税対応のコスメ専門店が相次いで出店しています。

河原町通の地価・テナント賃料は、インバウンドの完全回復と富裕層向けホテルの開発ラッシュに伴い、2023年以降急激な上昇カーブを描いてきました。そのため、坪あたりの売上効率が厳密に問われる現代の不動産マーケットにおいて、広大な面積を占有しながら客単価が比較的低い「ボウリング場主体の総合レジャービル」を民間の独立採算で再構築することは、経済合理性の観点から極めて難しくなっています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。