立ちっぱなしや座り仕事の後に生じる一時的なむくみは、血液の循環不良による生理現象がほとんどです。しかし、腎臓が原因となる足の腫れは、体内の水分調節システムそのものが破綻することで発生します。
腎臓は血液をろ過し、老廃物や余分な塩分・水分を尿として排出するフィルターの役割を担っています。ところが、腎機能低下が起きるとフィルターが目詰まりを起こし、排泄されるべき水分やナトリウムが体内に溜まり始めます。重力の影響を受けやすい下肢に水分が滞留することで、頑固な足のむくみとして表面化するのです。
一時的な疲労によるむくみであれば一晩寝れば軽快しますが、腎臓由来のむくみは朝起きても引かないどころか、顔や手まぶたにまで腫れが広がっていく特徴を持っています。