発泡酒とビールの違いとは?2026年酒税一本化で変わる選び方

発泡酒とビールの違いとは?2026年酒税一本化で変わる選び方

発泡酒とビールの違いとは?2026年酒税一本化で変わる選び方に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

酒屋やクラフトビール専門店で1本500円〜800円を超えるようなプレミアムビールを手に取った際、裏面の一括表示に「品目:発泡酒」と記載されていて驚いたことはないでしょうか。「高級なのに発泡酒?」と疑問に思うかもしれませんが、ここには日本の酒税法ならではのからくりがあります。

独創的な香りを追求するクラフトブルワリーでは、スパイス(山椒、柚子、シナモン、コリアンダー等)やハーブ、フルーツ果汁、さらにはコーヒー豆や牡蠣のエキスなど、多彩な原料を投入します。しかし、日本の税法で定められた「ビールの副原料リスト」に含まれない素材を使用したり、麦芽重量の5%を超える副原料を投入したりすると、どれだけ麦芽比率が高く製造コストがかかっていても、法律上はすべて「発泡酒」に分類されてしまうのです。

つまり、スーパーに並ぶ節約志向の発泡酒と、自由なレシピで仕込まれたクラフト系の発泡酒は、法律上の分類こそ同一ですが、その製造意図や中身は全くの別物と言えます。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。