三社祭や神田祭をはじめ、全国の祭礼で圧倒的な人気を誇るのが「喧嘩被り」です。前頭部をすっきりと覆い、後頭部できゅっと結ぶ潔いシルエットは、粋な江戸情緒を感じさせます。
【喧嘩被りの実践ステップ】
1. 手ぬぐいの長辺を額の生え際よりやや上に当て、両端を左右均等に後ろへ引っ張ります。
2. 左右の端を後頭部の低い位置で交差させ、しっかりと引き締めます。
3. そのまま両端を前頭部(頭頂部寄り)へ持ち上げ、中央で固結び(またはコマ結び)にします。
4. 余った布端を左右の巻き込み部分に内側へ折り込んで隠せば完成です。
美しく仕上げる秘訣は、「結び目をセンターからわずかにずらさないこと」と、余った布の「入れ込み」を丁寧に行う点にあります。もたつきをなくすことで頭の形がコンパクトに見え、法被姿や浴衣姿が格段に引き締まります。