ネット上の掲示板やSNSでは、埼玉栄高校バドミントン部評判について「練習が想像を絶する厳しさ」「特待生でなければコートに立てないのでは」といった推測が飛び交っています。実際のところ、その内部環境はどうなっているのでしょうか。
現場取材やOB・OGの証言を統合すると、体育館内のバドミントン専用コートや充実したトレーニング機器といった設備環境は日本一の呼び声通りです。朝練から夜遅くまでの自主練に至るまで、シャトルを打つ音と掛け声が途切れることはありません。特待生や全国ジュニアの上位経験者が全国から集まるため、部内戦(ランキングマッチ)自体がインターハイ予選決勝を凌ぐレベルの極限状態で行われます。
中学生の進路選択に関わる高校バドミントン推薦セレクション埼玉の実態については、例年夏から秋にかけて声かけや練習体験会が実施されます。しかし、推薦を勝ち取ったからといって公式戦のユニフォームが保証されるわけではありません。部内には「トップチーム(Aチーム)」と「育成チーム(B・Cチーム)」の間に明確な境界線が存在し、一度調子を落とせばシビアに序列が入れ替わる実力至上主義が貫かれています。華やかな表舞台の裏には、3年間一度も県大会のベンチに入れないまま裏方に徹する強豪校ならではの厳しい現実があることは、進学前に冷静に把握しておくべき事実です。