地元不動産仲介の現場ヒアリングや、実際に松山市内で貸家に暮らすファミリーの口コミ評判を掘り下げると、Webカタログ上のスペックだけでは見えてこない暮らしの実情が浮かび上がります。
城南エリアの築20年戸建てに入居した30代の会社員夫妻は、次のように実体験を語っています。
「以前住んでいた市内の分譲賃貸マンションでは、子どもの足音に対して階下から管理会社を通じてクレームが入り、毎日つま先立ちで歩かせるような生活でした。一軒家に引っ越してからは、庭で思い切り走り回らせることができ、夫婦の精神的ストレスはゼロになりました。車を玄関の目の前に横付けできるため、週末のまとめ買いや雨の日の子どもの乗り降りも格段に楽です」
一方で、集合住宅から移り住んだことで戸惑いを覚える利用者の声も少なくありません。SNSや地域掲示板でのリアルな検証結果からは、以下の2点が浮き彫りになっています。
- 町内会(自治会)への加入と地域清掃:マンションと異なり、ゴミステーションの管理当番や年数回の一斉清掃活動への参加を求められる集落が存在します。入居前に地域の自治会加入率や当番負担の有無を不動産会社へ確認しておくことが不可欠です。
- 光熱費(プロパンガス)の負担増:松山市の郊外戸建ては都市ガスではなく個別プロパンガス(LPガス)仕様の物件が多くを占めます。都市ガスに比べて基本料金・従量料金が約1.5倍から1.8倍に跳ね上がるケースがあるため、冬場の給湯費や暖房費のシミュレーションを怠ってはなりません。