Q1:金魚の体についた白い粒を、ピンセットで直接取ってあげてもいいですか?
A1:絶対にしてはいけません。白点は体表のゴミではなく、寄生虫が金魚の上皮粘膜の下に潜り込んでいる状態です。ピンセットなどで無理に剥がそうとすると、金魚の皮膚やウロコを激しく傷つけ、そこから別の細菌(カラムナリス菌やエロモナス菌)が侵入して重篤な二次感染(水カビ病や穴あき病)を招き、即死の原因になります。必ず水温管理と薬浴によって自然離脱させてください。
Q2:水草やエビ・貝がいる水槽に、直接白点病の魚病薬を入れても大丈夫ですか?
A2:原則として混泳水槽への直接投入は避けてください。グリーンFリキッドやメチレンブルーなどの魚病薬に含まれる色素・殺菌成分は、水草の光合成を阻害して枯死させるだけでなく、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビ、スネールなどの無脊椎動物にとって猛毒となります。また、強力なろ過バクテリアにも打撃を与えます。水草やエビを別の容器へ避難させるか、金魚自体をベアタンク(砂利のない治療専用水槽)に移して薬浴を行ってください。
Q3:水温を30度に上げて薬を入れても、白点が消えるまで何日くらいかかりますか?
A3:水温を28〜30度に維持し、適切な薬浴を行っていれば、通常3日〜5日程度で金魚の体表から白点がポロポロと脱落して見えなくなります。しかし、白点が見えなくなった瞬間に治療を終了してはいけません。水底にはシストが存在し、水中には目に見えない幼虫が潜んでいるため、白点が完全に消失した後も最低3日間(水温30度・薬浴環境のまま)は治療を継続し、完全に病原虫を絶滅させてから、数日かけて徐々に元の水温・真水環境へ戻してください。