ピタとゴラを見つめると、白と黒の明快なコントラストに加え、目の周りにくっきりとした白いアイリング(縁取り)があることに気付きます。この特徴から、生物学的なモデルは南極大陸周辺に生息する「アデリーペンギン」であるという説が極めて有力です。
アデリーペンギンは、おなじみの「Suicaのペンギン」のモデルとしても知られる種類で、好奇心旺盛かつ活発に動き回る性格が知られています。ピタとゴラの何にでも首を突っ込んで観察しようとするキャラクター性は、まさに本物のペンギンの習性とも見事にリンクしています。
番組の企画・監修を手掛けた佐藤雅彦教授(元東京藝術大学教授)らのクリエイティブチームは、余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインを採用しました。感情表現を過剰なアニメーションに頼らず、首の傾きやシンプルな視線移動だけで表現するパペットの手法が、普遍的な愛らしさを生み出しています。