普段使い慣れているナプキンを水着の内側に装着して入水することは絶対に避けてください。プールで生理用ナプキンが使えない決定的な理由は、ナプキンの構造にあります。
一般的な紙ナプキンには強力な高分子吸収ポリマーが含まれています。水に入った瞬間、ナプキンは経血ではなくプールの水を限界まで吸い上げてしまい、数倍の重さにパンパンに膨張します。その結果、吸水性能を完全に失って経血をキャッチできなくなるばかりか、水着からはみ出したり破裂してポリマーが水中に散乱したりする大事故につながります。
水泳時に適した生理用品の選択肢には、主に以下の3つが挙げられます。
① タンポン
最も一般的で確実な選択肢です。膣内で経血を直接キャッチするため水中に血液が漏れ出ません。ただし、水から上がった後はプール水を紐から吸い上げている可能性があるため、泳ぎ終わったら速やかに新しいものに交換する、またはナプキンへ戻すことが衛生維持の鉄則です。
② 月経カップ
医療用シリコンなどで作られたカップを膣内に挿入して経血を溜めるアイテムです。タンポンのように水を吸い上げる紐がないため、プールでの使用に適しています。ただし、着脱に慣れが必要なため、水泳当日に初めて使うのではなく、事前に自宅で練習しておく準備が欠かせません。
③ 吸水サニタリー水着(2026年最新トレンド)
近年フェムテックの進化に伴い、ティーンから大人まで普及が進んでいるのが「吸水サニタリー水着」です。クロッチ部分に特殊な防水・吸水層が組み込まれており、タンポンの装着に抵抗がある小中高生や、生理の始まりかけ・終わりかけのレジャーにおいて非常に心強い選択肢となっています。