100円ショップの配線アイテムを検討する際、ダイソーと並んで比較対象に挙がるのが「セリア(Seria)」です。両者の配線モールにはそれぞれ明確な設計思想の違いが存在します。
ダイソーの最大の強みは、「サイズ展開の豊富さと実用性の高さ」です。太めのケーブルを3〜4本まとめたい大容量ユースや、踏みつけに強い床用プロテクター、さらにはオフィスライクな1m長尺モールまで、実用本位のラインナップが網羅されています。背面に最初から粘着テープが貼られているモデルが多く、買ってすぐに施工できる手軽さも魅力です。
対するセリアは、「デザイン性とインテリアへの親和性」で差別化を図っています。くすみカラーやマットな質感のカバー、小ぶりで目立ちにくいミニモールなど、女性の一人暮らしやナチュラル系インテリアにすっきり馴染むアイテムが充実しています。粘着テープが別売りになっている製品も多く、「最初から強力テープを使いたくない」「マスキングテープで固定したい」という層にはかえって使い勝手が良い側面もあります。
デスク裏やテレビ背面の大量配線をしっかり隠したいならダイソー、見せる収納や壁面の目立たない箇所をさりげなく整えたいならセリア、という使い分けが賢い選択です。