頭痛が起きた際、手元にある鎮痛薬を飲んだものの「全く痛みが引かない」と焦った経験を持つ人は少なくありません。ネット上でも話題になるロキソニン効かない理由には、薬剤の作用特性と痛みの発生機序のミスマッチが関係しています。
ロキソプロフェンに代表される一般的なNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、プロスタグランジンという炎症物質の生成を抑えることで、筋肉のコリや関節炎などの痛みを鎮めます。しかし、血管が過剰に拡張して神経を直接叩いている片頭痛の発作ピーク時においては、血管の拡張そのものを強力に収縮させるわけではありません。さらに、片頭痛の発作時は胃腸の運動機能が低下(胃うっ滞)していることが多く、内服した薬が胃に留まり小腸からスムーズに吸収されないことも、薬が効かないと感じる大きな要因です。
そこで緊急手段として高い実用性を持つのが、寝過ぎ頭痛カフェイン効果です。カフェインにはアデノシン受容体に拮抗して「脳の血管を収縮させる薬理作用」があります。頭痛の初期段階でコーヒーや緑茶、濃いめの紅茶を1杯飲むことで、広がった血管が収縮し、痛みが劇的に和らぐケースが多々あります。ただし、過剰摂取は利尿作用による脱水やカフェイン離脱頭痛の引き金になるため、マグカップ1杯(カフェイン量として約100mg程度)に留めるのが鉄則です。
薬局で購入できる偏頭痛市販薬おすすめとしては、無水カフェインが配合された鎮痛薬(イブプロフェン+無水カフェイン配合剤やアセトアミノフェン配合剤)が適しています。発作が本格化して痛みが極期に達する前、予兆を感じた段階で早めに服用することが奏功の鍵となります。