白山市の大判焼きを語る上で、避けて通れないのが「おもてや」の存在です。「山法師とおもてやは何が違うのか?」という疑問を抱く観光客は少なくありません。
結論から整理すると、「おもてや」は全国の白山神社の総本宮である白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)の表参道口に構える姉妹店・系列ブランドです。山法師の創業者一族や関係者がプロデュースに関わっており、根幹にある「薄皮&超大容量あんこ」のレシピとクオリティは両店舗でしっかりと受け継がれています。
両者の主な違いは「立地」と「店舗体験」にあります。自然豊かなドライブコース沿いに佇み、純粋に名物の味を求める職人気質な本店「山法師」に対し、「おもてや」は神社参拝とセットで立ち寄れる観光拠点としての機能を併せ持っています。「おもてや」では大判焼きのテイクアウトに加え、カフェスペースや定食、ご当地パフェなどの飲食メニューも展開されています。ドライブの目的地として山の空気とともに味わいたいなら「山法師」、白山比咩神社への参拝ルートに組み込むなら「おもてや」と使い分けるのが最も合理的です。